Story
骨なし手羽先誕生秘話

Ep1 -
福祉の現場で感じた、
“食べること”の不自由さ
創業者は、公務員として10年間、
福祉の仕事に携わってきました。
その中で見えてきたのは、
日常の中にある小さな「不自由」。
たとえば食事ひとつでも、
手の動きや状況によって、
“本当は好きなのに、思うように食べられない”
ということがあり得る。
その場面に立ち会うたびに、
食べることの楽しさは誰にとっても
平等であってほしいという気持ちが、
心のどこかで大きくなっていきました。
Ep2 -
小さな違和感から
生まれた発想
手羽先は、創業当初から40年以上愛されてきた、
みわの原点のような存在です。
その一方で、手が汚れる、骨が面倒、
子どもや高齢の方には食べにくい。
そんな“ちょっとした不便さ”を
抱えた料理でもありました。
「もっと気軽に、もっと自由に食べられる
手羽先をつくれないだろうか?」
その小さな疑問が、
やがて本格的な挑戦に姿を変えていきました。
試作を重ねながら、“手羽先の食べやすさ”を
根本から見直し、新しい「骨なし手羽先」
という答えにたどり着きました。
Ep3 -
食べやすさを
超えた先にある、
新しい価値
骨なし手羽先の開発は、
私たちにとって新しい挑戦でした。
骨を抜く工程には細やかな手仕事が必要で、
この分野には、障がいのある方が力を発揮し、
未来を切り開いていけるチャンスがあると
私たちは考えています。
「つくる人に広がる未来」と、
「食べる人に届くおいしさ」。
そのどちらも同じように大切にしたい。
そんな想いを胸に、株式会社みわの
手羽先づくりは続いています。







